レポートNo.2
$25000 カナダサテライト@
2004/8/20
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が真っ黒!
昨年の7月は、ちょうどカナダにいました。5月の終わりからアメリカ、メキシコと試合が続いていたから、カナダに着いた頃には、体も気持ちもいっぱいいっぱい・・・。でもカナダが終わったら日本に帰る事は決めていたから悔いのない試合をしようと思っていました。試合前日は疲労からか満足な練習はできなかったケド。
そして試合当日。いつものように朝起きてすぐシャワー室へ。極度の乱視の私はメガネをとり、シャワーを浴びていました。ふと下を見ると何か真っ黒なものが流れていくー。私は真っ黒い虫だと思いました。メガネやコンタクトをしないと普通には生活できない私は、自分の足元も見えないのです。口をゆすごうと歯みがき粉を捨てたら歯みがき粉が真っ黒。「まさか私の口の中から出たの?!」と口の中を見るとー。舌が真っ黒。まるでイカスミを舌にぬったみたいに・・・。「あ゛ー」たぶん私のこの声はとなりのとなりくらいまで届いたでしょう。部屋をシェアしていた友達も私の舌を見てあぜん・・・。朝起きてから、この真っ黒な舌をみるまで
は元気100万倍だったのに、舌を見たとたん「日本に帰らなきゃ」って思ってた。思えば、メキシコではまったく野菜が食べられず、ろくに眠れない日々が続いてた。私はすぐに日本にいるコーチに電話していました。自分では落ち着いて話しているつもりだったのに、涙があとからあとから流れてきて、自分の体力のなさや、自分の弱いところが次から次へとあふれてきていました。コーチにことこまかく自分の舌の状態etcを話し電話を切ったら何だか落ち着いてきました。「とにかくコートに行かなきゃー」私はパンとコーヒーをつめこむようにお腹に入れてコートに向かいました。結局試合はアメリカの選手にファイナルセットで負けたものの最後までイヤにならずに頑張った。テニスの調子も体の状態もお世辞にも良いとは言えるものではなかったけど、朝のあの精神状態から考えれば私が出来る精一杯だったと思う。ホテルに戻るとタイミングよくコーチから電話があった。コーチは知り合いのお医者さんに私のことをきいてくれていた。お医者さんによると、鉄分不足と疲労からくるものではないか、と言っていたらしい。でもその日はまだ舌はイカスミをぬったように真っ黒です。でも私はかなり一安心。そして明日のダブルスの試合に向けて早めにベッドに入りました。
次回はダブルスの試合について |